レーザー治療

痛みの軽減、傷を早く治す、腫れを早くひかす、知覚過敏、殺菌、消毒、虫歯予防、歯を強くするなどが報告されています。 当院では、3種類のレーザー炭酸ガスレーザーNd−YAGレーザー半導体レーザーをそれぞれの用途に応じて治療に用いています。 当院の治療方法はいろいろな本に掲載されたり、国内学会・国際レーザー歯学会(ベルギー・横浜)での発表、各地で講演等で全国に知られ、治療の基本とされております。

レーザー治療の症例

線維腫

線維腫 レーザー治療前

線維腫 レーザー治療後


萌出遅延

萌出遅延 レーザー治療前

萌出遅延 レーザー治療後


歯肉膿瘍

歯肉膿瘍 レーザー治療前

歯肉膿瘍 レーザー治療後


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第5回日本歯科用炭酸ガスレーザー学会発表(05/7/9)

智歯抜歯時炭酸ガスレーザー照射による術後症状発現抑制について

医療法人礼仁会 大浦歯科クリニック
大浦 教一、奥 竜太郎

緒言:智歯抜歯後に起こる腫脹、疼痛、嚥下痛、開口障害等諸症状があり、これら諸症状がかなりの割合で発現することが報告されている。 今回智歯抜歯時に炭酸ガスレーザーを照射したところ智歯抜歯後の諸症状発現率低下を認めたので報告する。 対象および方法:平成14年1月1日から16年3月31日までの27ヶ月間に当院を受診した患者のうち智歯をC4以外の病名で抜歯したものを対象とした。症例数163例(男66、女97)、平均年齢30.4歳、部位は18:32例、28:29例、38:55例、48:47例、抜歯方法は普通抜歯88例、難抜歯62例、埋伏抜歯13例であった。抜歯時に炭酸ガスレーザーオペレーザー03SUSP:吉田製作所製)を術野照射し、翌日再来院時に術後の症状について問診を行った。

結果と考察

出現した症状は腫脹24例(14.7%)、疼痛22例(13.5%)、開口障害7例(4.3%)、嚥下痛2例(1.2%)、違和感2例(1.2%)、痺れ感1例(0.6%)であった。症状の程度、骨の状況、術者の技術力、術式、手術時間、投薬による効果等さまざまな要素を有するためこのようなデータの比較は難しいが、普通抜歯後翌日疼痛出現率41.7%、下顎智歯抜歯後の疼痛発現率50%、腫脹発現率80%と言う報告があり、智歯抜歯術中に炭酸ガスレーザーを照射した方が術後1日の諸症状の出現率が低いことがわかった。 この理由として、レーザー照射による網細血管の封鎖、止血効果、炎症関連物質(炎症のケミカルメディエータ等)減少、リンパ管還流促進による腫脹・疼痛の軽減等が考えられる。

智歯抜歯時に炭酸ガスレーザーの照射は術後の諸症状の発現抑制に有効であることが示唆された。

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